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電源
100Vのコンセントが160Vまで上がる理由
単相3線式「中性線欠相」から映像・照明機材を守る測定と回路分けの手順 計算で組み立てた、テスターが160Vを示す現場 先に断っておく。これから書く場面は、実在の事故の再現ではない。回路の理屈から、そうなると計算で出る数字である。 仮設の分電盤に... -
照明
暗い現場は、配信の回線を食う|照明1段の価値をビットレートで測る手順【擬似実験で数値化】
同じ回線、同じエンコーダー。違ったのは光の量だけだった 手元で実験をした。同じ構図の映像を、被写体に届く光の量だけ変えて2本つくる。光量1倍の映像と、光量16倍の映像だ。この2本を、同じエンコーダー(x264)で、同じ4,000kbpsの上限に押し込んだ。... -
照明
照明の信号は「光る前」にネットワークの途中で消える|Art-Net・sACNのユニバース設計とIGMP切り分け手順
ユニバースを8本から40本に増やした翌日、ライトが数分おきに固まりはじめた こんな構成を想像してほしい(説明のための想定例だ)。 照明卓の出力を8ユニバースから40ユニバースへ増やした。卓の設定は触っていない。ケーブルもそのままだ。ところが翌日... -
音響
マイクを足すほど音が悪くなる「位相ずれ」を1ミリ秒単位で見抜く(ビギナー実測ガイド)
インタビューを2本のマイクで録った。片方だけ聴くと、芯のある落ち着いた声だ。ところが2本を混ぜた途端、鼻をつまんだような、中身の抜けた声に変わる。フェーダーを上げても、イコライザーをいじっても直らない。マイクは1本増えたのに、音は悪くなった... -
通信
受信してから映像が出るまで2秒かかる理由|IDR間隔と「途中参加」の待ち時間を数字で決めるIP伝送の設計
受信側のモニターに、黒い四角が8枚並んでいた。送信側の機器は、どれもリンクランプが点灯している。配線もIPアドレスも合っている。それなのに画が出ない。ストップウォッチで測ると、最初の1枚が映るまで0.4秒、最後の1枚が映るまで1.9秒かかった。 故... -
映像
Rec.709マルチフォーマット・カラーバーの構造と映像診断技術
カラーバーを「映像が来ているかどうかの確認画面」としてだけで眺めていないだろうか。 絵が出た。色もついている。よし、次。 ケーブルを挿した直後の動作としては、それで間違っていない。ただ、そこで切り替えてしまうのは惜しい。あの一枚は色の見本... -
通信
美術の壁の中でLANケーブルが折れていた|曲げ・束ね・熱を数字で決める「美術との取り合い」基礎設計
撤去の日だった。大道具が壁パネルを外すと、中からLANケーブルが出てきた。角材の手前で、ケーブルは小さなUターンを描いている。折り目には白い筋が入り、被覆が潰れていた。 このケーブルの先には、PTZカメラが1台ぶら下がっていた。公演のあいだ、その... -
映像
カメラ1を呼んだのにカメラ7が出た|インカムの聞き違いを「番号の読み方」と「声が通る幅」で断つ設計
リハーサルのあとの、片付けの時間だった。 ディレクターが言う。「さっきのカット、俺は『カメラ、いち』と言ったぞ」。スイッチャーは首をひねる。「『しち』と聞こえました。7番が出る流れだと思って、疑いませんでした」。カメラは8台。1番は客席への... -
未分類
機材を足したら漏電ブレーカーが落ちた|壊れていないのに落ちる「漏れ電流の足し算」を台数で割り出す手順(ビギナー向け)
搬入二日目。仮設の電源に、機材を一台ずつ足していく。配信用のパソコン、モニター、ネットワークスイッチ、エンコーダー。二十六台目を挿した瞬間、ストンと落ちた。 機材を疑う。ケーブルを疑う。挿す順番を変えると、今度は落ちない。翌日、別の会場で... -
照明
DMXの終端・分岐・ケーブル設計を数値で決める手順
Art-Net・sACNの先で起きる末端器具のちらつきをなくす。 1本の線に器具を30台つなぎ、卓のフェーダーをゆっくり上げていく。手前の28台は素直に明るくなる。ところが最後の2台だけが、ときおり小さく震える。ノードの設定を疑い、スイッチを疑い、ファー...